仲の悪い妹の代わりに俺が婚活サイトをするハメになった話

10年ぐらい会話もしてない妹の代わりに兄の俺が婚活サイトでネカマになってみた話。親に頼まれ、妹に文句言われ、嫁には鼻で笑われ。しかし、日本の独身男余り○○万人時代に、何か役に立つのでは?と書き綴る

ルックスにこだわるブサイク

 

「数件申込来たらいいなあ」なんて夢を抱いて登録したら、24時間で1000件を超える申し込みが来てしまうという大惨事に

 

・身長183cm以上

・年収5000万以上

・35歳以下

・旧帝大卒以上

と、「そんな奴おっても婚活サイト登録するワケないやん」な条件を追加して食い止める

 

上記条件は冗談としても、何も書かないと申し込みがきすぎるのである程度は絞りたいが、仕事帰りの俺と憔悴した嫁では何も浮かばないので妹本人にもアイディアを求める

 

俺「なぁ、好きなタイプは出てこないにしても、吐くほど気持ち悪くないとか、意思の疎通がみたいに『どうしても無理』はあるだろ。その逆を上手いこと条件として組み込もう」

妹「ルックスにこだわる人はやだ」

俺「なんで?」

妹「だって、相手のルックスにこだわる人ほどブサイクじゃん。そして自覚ないどころか、逆にナルシスト。自分の思う自分と周りが見る自分って真逆だよね」

 

なんかデジャブだな

 

妹「あと、ルックスや年齢にこだわる人って、『ほなお前は不老不死なんけ?』って思う。私だってばーちゃんになる。そしたら別れるの?不慮の事故で見た目が変わったら捨てるの?ルックスにこだわっていいのは不老不死で事故にも遭わないイケメンだけでしょ。だから今までの人生でも、『一目ぼれです』『容姿が好きに』って告白してくる人は被せるように『イケメンになってから来い』って断ってる」

 

言わんとすることの理屈はわからんでもないが、断り方があるだろう

 

「ルックスにこだわらない方」を追加してみるかどうするか