仲の悪い妹の代わりに俺が婚活サイトをするハメになった話

10年ぐらい会話もしてない妹の代わりに兄の俺が婚活サイトでネカマになってみた話。親に頼まれ、妹に文句言われ、嫁には鼻で笑われ。しかし、日本の独身男余り○○万人時代に、何か役に立つのでは?と書き綴る

体験者に聞く②

 

俺「効率的には婚活サイトのがよかった?」

A「ヒマな時、家で片手間で作業できるのに気付いたし、実際に会うとしても、間に人が入らず当人同士で予定を合わせればいいからシフト勤務にはぴったりだなとね」

 

俺「だけど、そんなラクだと遊び目的の人もいるでしょ?」

A「ラフな目的の人も、変な人も、粘着質な人も確かにいる。だけど、フェードアウトすればいいしね」

 

俺「会う前に判断できるってことか」

A「結婚相談所はとにかくお断りがツラい。運営の人も『そんなこと仰らずぅ』『いい人ですからぁ』『先方は気に入ってますからぁ』って微妙に断らせようとしない。そりゃ在庫処分もしたいし、成婚料取らなきゃ商売上がったりだから仕方ないんだけどね…」

 

俺「確かに『まずお会いして』スタートのがハードル高い」

A「そう。まぁサイトに登録している男性の多くが『直接会って話さないとわからない』っていうの。だけど、やりとりする段階、下手したらプロフィールの段階で変な人に『会いたいなぁ』とは思わないじゃない。偏見持たずに!と勇気出して会ってみたら案の定変な人だし。とにかく会う前に変な人は選別できる。きっと本人は『どうしてなかなか進まないんだろう』って嘆いてると思うけど、プロフィールやメッセージにもう変な人がにじみ出てるんだよね。学歴やルックスのせいにするな。文章に人間性がにじみ出てるよとね」

 

俺「仰る通りすぎる」

A「それに『まずお会いして』スタートは、顔を覚えられてしまうってデメリットがある。会話の最中に『最寄駅どこ?』的なやりとりでポロっと言ってしまったが最後、、、ね…」

 

危険性はサイトだろうが結婚相談所だろうが変わらないということか

 

A「サイトも写真のっけてみたりしてるけど、男女問わずだいたい化けてるから顔バレも怖くないよ」

 

俺「なるほどなぁ。で、実際A子さんはやってみて、今の彼と出会ってでしょ?軽く流を教えて」

 

A「登録して、ゆっくり条件にぴったりな人を探そうと思ってたの。ところが、登録した途端ものすごい申し込みが来る。一つ一つ目が通せないぐらい。で、落ち着いた頃にやっと自分から申し込んだ初めての人が今の彼」

 

そんなに申し込み来るのか

10件?20件?

 

『学ぶ』とは未知の領域を狭めることではなく

自分の不識を知ることなんだな

 

勉強になりすぎた

 

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